【プレスリリース】自然由来の高機能シリコンファブリック「EarthTX」日本市場に登場

人体への安全・環境配慮と耐久性を兼ね備えた次世代人工皮革――医療・インテリア・モビリティ分野に向けて展開開始

株式会社Prossimo(本社:東京、代表取締役:加納 諭)は、鉱物(主に二酸化ケイ素)を主原料とした自然由来の人工皮革であるシリコンファブリック「EarthTX(アーステックス)」の日本市場向け提供を開始しました。本素材は、米国Amelab社の技術監修のもと製造されたシリコンベースの先進的な素材で、安全性、エコ性能と物理的強度を兼ね備え、過酷な環境下にも対応します。

 

EarthTXの特長

  • 自然由来の鉱物を原料とした人工皮革
  • 生成過程で揮発性ガスや有害物質の排出なし/無臭・無公害
  • 高い耐久性(亀裂や剥離の発生なし)
  • 耐熱性・耐寒性・不燃性/抗菌性/薬剤耐性
  • 簡単なお手入れで清潔を維持(水・洗剤・アルコールで洗浄可能)

また、Martindale 100,000回以上の耐摩耗性や、JIS規格での優れた成績、RoHS、REACH、Prop65等、国際基準に準拠した環境・安全性能も大きな魅力です。

Prossimoは、EarthTXを通じて、高機能かつサステナブルな素材選択を求める企業やデザイナーに向けて、新たなソリューションを提供していきます。今後はOEM案件や試作品への対応も視野に、インテリア・自動車/船舶/航空宇宙・医療・ホスピタリティ業界との連携を深め、機能性を損なうことなく、環境と共存する未来の実現に貢献してまいります。

背景・課題

従来の人工皮革(PVCやPU)は、製造・処分時に有害物質を排出する上、劣化しやすく、環境負荷が課題とされてきました。特に医療、航空宇宙、自動車、インテリアなどの分野では、より持続可能かつ高機能な素材のニーズが高まっています。
また近年では、抗菌性や耐久性といった機能面に加えて、環境配慮型製品を選ぶ消費者の意識が世界的に高まっており、製品だけでなく、それを取り扱う企業の姿勢も重視される時代となりました。こうした背景から、環境負荷を軽減する素材の導入は、企業のブランド価値向上やサステナビリティ施策の強化に直結する重要な取り組みとして注目されています。